昨日、学生二人がインターンの面接に来てくれました。
弊社のようなベンチャー企業にとっては、大学生がインターンとして戦力になってくれることは非常にありがたく、創業間もない頃はインターンの一人が主要な開発メンバーとなって開発をリードしてくれたこともありました。
昨日面接に来てくれたのは、法学部の二年生が二人。
これまでに弊社でインターンをしてくれたのはほとんどが四年生でプログラミング経験があったり、ゼミでもまれたりとした経験があるため、一緒に仕事をしてもそんなに違和感を感じることはないほど大人びたメンバーがほとんどでした。ところが、二年生の五月となるとまだ大学生になってちょうど一年くらいたったくらいで、まだ顔にあどけなさが残っている感じです。彼らに「なぜインターンをしたいのか?」と聞くと、ロースクールに行こうと思っているがその決断をする前に社会(会社)を少しでも見てみて進路を決める判断材料を増やしたい、ということです。エラい!
ちょうど数週間前の新聞でも報道されている通り、最近は就職活動が売り手市場で4月にはほとんどの大手企業が内内定をだすため大学生の側も早くから自分の進路に関して検討を始める必要に迫られているとはいえ、自分の大学二年生の春を思い返すと(恐らくアルバイトは家庭教師としゃぶしゃぶ屋)自分の専攻の法学とは畑違いのITベンチャーにインターンをしてみようと考えて、実際に面接に行くというのは行動力あるなあ。
「ポリバレント」とは、サッカー日本代表の監督のオシム監督が「複数のポジションをこなせるマルチな才能」という意味で好んで使う言葉ですが、ビジネスの世界でも大いにあてはまる言葉です。日本では、理系、文系、という分類が今も一般的で、私のように大学が理工学部であれば大学院も当然理工学でいうパターンが多いですが、西海岸で一緒に仕事をした人は弁護士資格を持っているベンチャーキャピタリストとか、コンピュータサイエンスを勉強した後にMBAを取ったとか、マルチな知識とスキルを持った人が非常に多く、一緒に仕事をしていると強いなと思うことがしばしばありました。もちろん一つのことをとことんまで極めるプロフェッショナルもすごいですが、ビジネスの成否を左右するパラメータが輻輳的である最近のビジネスにおいては一つの意思決定を行う際に様々な視点を持つことのできる人はこれから益々強みが出てくると思います。
ITベンチャーでインターンとして実業の世界を垣間見て法学の世界に進むのもいいし、面白いと思ったら弁護士資格を取った上でベンチャー企業を興すなんていうのもあってもいいと思う。
昨日はGWの中日で比較的ゆったりとした一日でしたが、将来を真剣に考えている若者と接して、何かパワーをもらう一日でした。