ECCV 2日目

とりあえず、電話しまくった結果、今朝無事次のホテルが決まりました。値段はちょっと高くなっちゃいましたが背に腹は代えられない。今のホテルは、町の中心から離れて地下鉄も届かない不便なところで、ご飯もあまりおいしくないので、予約ミスも結果オーライということで。

さて、そんなこんなで今日からECCVの発表です。今日は、今回の出張の目的の一つ”Recognition”のセッションが午前中に行われるので、楽しみにしてました。
さて、午前中のセッションが始まる前に各種Awardの発表がありました。(僕の印象ではこの発表って、最後の方にやるもんと思ってたんですが)

Best Paper

今回、Best Paperに輝いたのは、ドイツのマックスプランク研究所のBlaschkoらによる”Learning to Localize Objects with Structured Output Regression”という研究に与えられました。
あれ?この人たち今年のCVPR(6月に開かれた国際学会)でもBest Paperとってなかったっけ?

と思ったら案の定そうでした。CVPRのものとは違うアプローチで、もっと精度の良いものを作ってきたらしい。
そして、Best Student Paperはスタンフォード大のHeitzらの”Learning Spatial Context: Using Stuff to Find Thnigs”でした。

両方とも”Recognition”のセッションからのもので、自分の研究テーマ(オブジェクトカテゴリ認識)と関係の深い「オブジェクト検出」に関するものでした。
そういえば、最近はオブジェクトカテゴリ認識よりも、その位置を特定する研究の割合が増えてきた気がするんですが、そういう流行あるのかな?
というわけで、午前中にはこれら2つの研究も含めて、全部で4つの発表が行われました。Best paperのものは、従来「検出窓」みたいなもので画像中をスキャンして、オブジェクトを検出していたのを、「Structured Output SVM」という手法を使って、画像全体から正確に検出できるようにしたというもの。Student Best Paperは背景などオブジェクトの周辺情報(コンテクスト)をうまく使ってオブジェクトを検出しようという研究でした。他にも画像アノテーション(タグ付した画像からの最適な画像検索)に関するものや、車載カメラの動画像から画像のセグメンテーションと認識を高速に行うというアプローチが発表され、どれも興味深く聞かせてもらいました。
午後の前半は、ポスターセッションということで、自分の研究テーマに関係ありそうなものをいくつか見てまわり、午後の後半は”Stereo”のセッションに参加して、車載カメラからリアルタイムで道路環境の3次元情報を取得する話や、マルチカメラからの3次元復元の話などなどを聞いてきました。

とりあえず、2日目の発表はこれで終了で、その後は”Reception”ということで、場所を移して立食パーティーみたいなものが行われました。といっても料理は少なく、立ち飲みがメインで、何かプログラムがあるわけでもなく、研究者たちが延々と立ち話をしているような感じでした。
一人で来ている自分としては特に話し相手もなく、ちょっと面識がある東大の佐藤先生や、僕が一方的に知っているだけの池内先生に無理やり話しかけたくらいで、早々に退散してきました。

というわけで、本日の感想としては、自分の研究分野まわりってやっぱり盛り上がってるな~ってこと。これを100%の時間使って研究している、頭の良い研究者とまともに争ったら、半端な僕には勝ち目がないな(笑)
社会人ドクターの僕としては、こういう天才の成果をうまく組み合わせ、以下にアカデミックと実用の間をつなぐような研究をするかが、自分の立ち位置だと思っています。

とりあえず、猛烈に自分の研究を進めたくなりました。

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